英語でマジック・ザ・ギャザリングをプレイしてみよう 用語解説 海外でMTG

世界中で大人気のカードゲームのマジック・ザ・ギャザリング。

この記事では海外に行ってMTGをプレイしてみたいという方の為にMTGの対面の試合で使われる用語を解説してます。

日本でも晴れる屋さんなどではイベントの度に外国人プレイヤーを見かけるので英語を少し使用してプレイする機会もあるかもしれません。

彼らは例え日本語が話せなくとも、日本の文化を理解していることが多いのでこちらに合わせてくれる事が多いと思いますが、海外ではそうはいきません。

勿論、「英語を話せないならプレイするな」のような態度を取る人はまず居ないと思いますが、ゲームで使われるフレーズを知っているとスムーズに進行できるかと思います。

顔合わせ

卓について顔合わせした時にどんな事が起こるかは人それぞれですが、一例を紹介します。

自己紹介

名前を言って自己紹介しくれる方も多くいます。

Hey, I’m Nick!

Hi!
I’m Dori.

名前を言った後に握手を求められる事も多いです。

少し日本人にはハードルが高いかもしれませんが、自分から握手を求めるとフレンドリーな印象を与える事ができるので友達を作りたい方にはお勧めです。

挨拶

自己紹介以外では挨拶をしてくる方も多くいます。

以下が定番挨拶の一例です。

・How are you?

学校の英語の授業で一番最初に習う挨拶なので皆さん知っていると思いますが、丁寧な表現なのであまり使用される事はないです。

・How’s it going?

「How are you」と意味は同じですが、圧倒的にこちらの使用率が高いです。あまり意味のない挨拶なので「Good」と答えておけば大丈夫です。

・What’s up?

What’s upは日本語では「何しているの?」と訳される事が多いですが、ここでは単なる挨拶なので「Good」や「Hello」返して問題ないです。

Hey! How’s it going?

Hi
I’m good.

Hi
What’s up?

Hi
I’m Dori. Nice to meet you.

学校の英語の授業では挨拶の後に「And you?」や「What about you?」と返すように習うかと思いますが、友人でもない人には特に「Good」と返答して聞き返さなくても失礼にはならないのでわざわざ聞き返す必要はありません。

質問自体に意味はないので返答せずに「Hi」と言ったり自己紹介をしても良いと思います。

先行・後攻を決める

私が日本でプレイしていた時は基本的にサイコロを2個振って大きい方が決めるというのが基本でしたが、アメリカでは私が知る限り2パターンあります。

High low

これは日本と同じで2つのサイコロを大きい目を出した方に選択権が与えられます。

Even odd

もう一つはサイコロを1つか2つ振ってEven(偶数)かOdd(奇数)で正解した方に選択権が与えられます。

相手から「High low?」 や「Even odd?」と聞かれたりしますので問題なければ「sure」と返しましょう。

どちらか選んでと言われる場合もあるのでその場合は選びましょう。

High low or Even odd?

High low

先行をもらいます

ダイスで勝ったり、Bo3で負けた後の試合で先行を宣言する際に色々な言い方があります。

最初は戸惑うかもしれないので覚えておくと聞いた時に聞き返したりせずに済むかもしれません。

以下が一例です。

Ill go first

I’ll start

・I’ll take the play

・I’ll be on the play

・I’ll lead off

firstとかがあれば分かりやすいですが、「I’ll be on the play」や「I’ll take the play」などは聞きなれていないと難しいかもしれませんね。

自分で宣言するときは「I’ll go first」と言うのが一番間違いないです。

ダイスで勝ったり、Bo3で負けた後は「先行だよね?」と相手から確認される事もあります。

You’ll be on the play?

Yes

アメリカではI willのwillはほぼ100%省略されてI’llと口頭では発音されます。

デッキシャッフル

シャッフルの手順自体は日本と変わらないのですが、相手のデッキをシャッフルしてデッキを返すときにほとんどのプレイヤーが「Good Luck」と言って相手の健闘を祈ります。

戦闘フェイズ

これは日本でもかなり有名なので、知っている方も多いと思いますが戦闘フェイズは「Combat」と表現されます。

クリーチャーでアタック

クリーチャーをタップ状態にしてアタックするときに「Swing」という人がいます。

スラング的な意味なので全員が使うわけではありませんが、それなに使っている人はいます。

I’ll go to combat(戦闘開始宣言)

Swing with Youthful(若年の戦乙女) and Resplendent (輝かしい天使)

ターン終了時

自分のターンのを終了宣言する際にも色々な言い回しがあるので紹介します。

・Pass to you

・Go ahead

・Your turn

・Done

色々ありますが、「Pass to you」が一番丁寧でおすすめな表現です。

サレンダーする時

最後はサレンダーして試合を諦める時の表現を紹介します。

・Let’s go to the game 2

・Next Round/Game

Bo3などで次のゲームがまだ控えている場合は上記のような表現を使う事があります。

・Good Game

これはBo1、Bo3でもゲームの決着が完全に着いた時に使います。

終わった後に握手を求めることも多いです。

・I’ll scoop

scoopは掬うという意味です。アイスクリームを掬うスプーンはスクーパーなどと呼ばれますが、サレンダーした後にカードを掬って集めるのでこのような表現が使用される事もあります。

サレンダーするにしても色々な表現がありますが、素直に「I surrender」でも通じるので安心してください。

他にも「I concede」もサレンダーと同じ意味になります。

他の語彙

・LGS

これはLocal Game Storeの略です。行きつけの店を指します。

・ETB

これはEnter the Battlefieldの略です。カードの説明で使われる事があります。

特に私は日本語のカードも使うので効果の確認で「Is this ETB?」などと聞かれる事があります。

日本でも使われているようですが、プレイ中に口頭では使用されていなと思います。

・Trigger

誘発型能力は口頭で「Trigger」と呼ばれています。

能力が誘発した時にカードを指差して「Trigger」と言う事が多いです。

・Response

レスポンスは日本語でも使用するので意味は知っていると思いますが、MTGでは頻繁に使用されます

スペルや能力の起動に対してのアクションを取る時に使用されます。

I activate this ability. Do you have a response?

In response to your spell, I cast this.

他の用語だとデッキタイプを表すAggro、Midrange、Burnやカードを手札に戻す意味で使われるBounceなどもありますが、日本語でも使用されるので既にご存知かと思います。

さいごに

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

日本でもそうですが、MTGプレイヤーは特に優しい方が多く英語があまり分からなくても温かく迎えてくれると思うのでもし海外でプレーしてみたい方は思い切って挑戦してみてくださいね!

カードが全部日本語でも大丈夫?

全然問題ないです!
私のデッキも結構、日本語のカードがあります。
ですが効果の確認などに不安がある場合は事前に英語のカードをプリントして持っていたりするといいかもしれません。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

この記事が少しでも英語でMTGをプレイする助けになったら嬉しいです。

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