Barclays Center NBA観戦ガイド ブルックリンネッツ

Barclays Center(バークレイズ・センター)とは

バークレイズ・センター(Barclays Center)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン区に位置する多目的アリーナです。

2012年に開場し、主にスポーツイベントやコンサートなどの催し物が開催されています。

主な使用チームとして、NBAのブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)とWNBAのニューヨーク・リバティ(New York Liberty)が挙げられます。

また、バークレイズ・センターは過去にNHLのニューヨーク・アイランダーズ(New York Islanders)が一時的に本拠地として使用していましたが、現在はUBSアリーナに移転しています。

バークレイズ・センターの収容人数は、バスケットボールの試合では約17,700人、ホッケーの試合では約15,800人、コンサートでは最大19,000人です。

このアリーナは、持続可能性と環境に配慮したデザインが特徴で、緑の屋根や雨水の利用、省エネルギー照明などが採用されています。

また、バークレイズ・センターはニューヨーク市内でも交通アクセスが良いことで知られており、地下鉄やロングアイランド鉄道(LIRR)を利用して容易にアクセスできます。

周辺にはショッピングやレストランなどの施設も多く、訪れる人々にとって魅力的なエリアとなっています。

スタジアム評価

NBA観戦という観点からスタジアムを評価しています。

スタジアムの広さ:★★★☆☆
ファンの盛り上がり:★★★☆☆
フード充実度:★★★★★
セキュリティ:★☆☆☆☆ (セキュリティが緩い方が評価が高くなります)
アクセス:★★★☆☆
グッズ売り場:★★★★☆
チケット価格:★★ ☆ ☆ ☆ (価格が安い方が評価が高くなります)
総合評価:2.9ポイント

アクセス

バークレイズ・センターへのアクセスは、ニューヨーク市内から非常に便利です。アリーナはブルックリン区のアトランティック・アベニュー(Atlantic Avenue)とフラットブッシュ・アベニュー(Flatbush Avenue)の交差点に位置しており、地下鉄やロングアイランド鉄道(LIRR)を利用して容易にアクセスできます。

地下鉄を利用する場合、以下の路線がバークレイズ・センター近くのアトランティック・アベニュー/バークレイズ・センター駅(Atlantic Avenue/Barclays Center Station)に停車します。

2, 3, 4, 5, B, D, N, Q, R
これらの路線を利用して、マンハッタン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドからアリーナへ向かうことができます。

また、ロングアイランド鉄道(LIRR)を利用する場合は、アトランティック・ターミナル(Atlantic Terminal)がバークレイズ・センターに最も近い駅です。

ここには、ロングアイランド各地やジャマイカ駅(Jamaica Station)からの電車が発着しています。

バークレイズ・センター周辺には、さまざまなバス路線も運行しています。MTAバスやB63、B41、B45などの路線を利用することができます。

タクシーやライドシェアサービスもアリーナへのアクセス手段として利用可能です。

自家用車や自転車でのアクセスも可能ですが、駐車場が限られているため、事前に駐車場の予約を検討するか、公共交通機関の利用を検討することをお勧めします。

ニューヨーク・ニックスのホームスタジアムであるマディソン・スクエア・ガーデンはニューヨーク・マンハッタンの中心にありますが、そこから地下鉄で約30分の距離です。

2つのスタジアムを連日で観戦することも容易なのでありがたいですね。

空港から会場まで

ニューヨーク市内には3つの主要な空港があります。それぞれの空港からバークレイズ・センターへのアクセス方法を説明します。

  1. ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)からバークレイズ・センターへ:
    ジョン・F・ケネディ国際空港からバークレイズ・センターへのアクセスは、公共交通機関を利用するのが最も効率的です。
    ・地下鉄を利用する場合: JFK空港からエアトレイン(AirTrain)に乗り、ジャマイカ駅(Jamaica Station)で降ります。その後、地下鉄E線に乗り換えて、ウェスト・フォース・ストリート(West Fourth Street)駅でR線に乗り換えます。R線に乗ってアトランティック・アベニュー/バークレイズ・センター駅で降りると、バークレイズ・センターに到着します。
  2. ラガーディア空港(LGA)からバークレイズ・センターへ:
    ラガーディア空港からバークレイズ・センターへは、公共交通機関かタクシー・ライドシェアを利用するのが便利です。
    ・地下鉄を利用する場合: 空港からMTAバスQ70-SBSに乗り、ジャクソン・ハイツ/ルーズベルト・アベニュー駅(Jackson Heights/Roosevelt Avenue Station)で降ります。そこから地下鉄E線に乗り換えて、ウェスト・フォース・ストリート駅でR線に乗り換えます。R線に乗ってアトランティック・アベニュー/バークレイズ・センター駅で降りると、バークレイズ・センターに到着します。
  3. ニューアーク・リバティ国際空港(EWR)からバークレイズ・センターへ:
    ニューアーク・リバティ国際空港からバークレイズ・センターへは、公共交通機関を利用するのが最も効率的です。
    ・ニューアーク・リバティ国際空港からエアトレイン(AirTrain)に乗り、ニューアーク空港駅(Newark Airport Station)で降ります。そこからニュージャージー・トランジット(New Jersey Transit)に乗り換えて、ニューアーク・ペン・ステーション(Newark Penn Station)まで行きます。次に、パス(PATH)に乗り換えて、ニューヨーク市内のワールド・トレード・センター(World Trade Center)駅まで移動します。ワールド・トレード・センター駅から地下鉄R線に乗り換え、アトランティック・アベニュー/バークレイズ・センター駅で降りると、バークレイズ・センターに到着します。

これらのルートは交通状況や工事などにより変更されることがあります。移動前に最新の交通情報をチェックし、適切なルートを選択してください。

また、タクシーやライドシェアサービスを利用することも、空港からバークレイズ・センターへの移動方法の1つですが、交通渋滞や料金が高くなる可能性があります。公共交通機関を利用する方が効率的で経済的な場合が多いです。

持ち込み荷物

バークレイズ・センターでは、イベントや試合においてセキュリティと観客の安全を確保するため、持ち込み荷物に関する一定の制限が設けられています。

NBAのブルックリン・ネッツの試合に参加する際には、以下のルールに注意してください。

1. バッグポリシー: バークレイズ・センターでは、14″ x 14″ x 6″(約35.5cm x 35.5cm x 15cm)以下の大きさのバッグが許可されています。それより大きいバッグやバックパックは、アリーナに持ち込むことができません。また、小さな財布やクラッチバッグ、透明なビニール製のバッグなども持ち込むことができます。

2. 許可されないアイテム: 以下のようなアイテムは、アリーナへの持ち込みが許可されていません。

・食品や飲料
・プロフェッショナルカメラやビデオカメラ、一部の電子機器
・セルフィースティック、三脚、モノポッド
・バナーや看板
・エアホーンやホイッスル、その他騒音を出すアイテム
・レーザーポインター
・花火や爆竹
・その他、危険とされるアイテム

これらの制限は、イベントや試合によって変更されることがありますので、特定のイベントについて詳細な情報が必要な場合は、事前にバークレイズ・センターの公式ウェブサイトやチケット販売サイトを確認してください。

また、バークレイズ・センターではすべての来場者がセキュリティチェックを受ける必要があります。
万が一不審物が見つかった場合、アリーナへの入場が拒否されることがあります。

基本的に、「ほぼ手ぶら」が推奨されているので、規定に合わない荷物は予めホテルにおいてくるなど万全に準備することをお勧めします。

グッズ売り場

スタジアムの荷物チェック、入場口を通った後にグッズを買える場所がいくつかあります。

メインゲートをくぐった後には比較的最新のグッズなどがあり、他にもちょこちょこグッズ売り場がありますが、スタジアムの中ほどにある白っぽくて目を引く大きなグッズ売り場がメインのショップになります。

入り口も店内も非常に混雑しており、ゆっくり見れるという感じではないのですが、圧倒的に品揃えがよくアパレルなどもすごく可愛いいのでグッズの気になる方はぜひ足を運ぶことをオススメします。

記事誌筆時の2023年は日本人プレイヤーの渡邊雄太選手が在籍しており、非常に多くの日本人を会場で見かけます。
ユニフォームも大人気で飛ぶように売れていました。

他にもTシャツ、キャップ、スカーフ、ポスター、マグカップ、ペナント、バックパックなど、さまざまな種類のグッズが販売されています。

試合当日はチケットがないとグッズを買いに行けないスタジアムが多いので気を付けてください。

試合当日の売り場の営業時間や在庫状況については、バークレイズ・センターの公式ウェブサイトやブルックリン・ネッツのウェブサイトで確認することができます。
また、試合やイベントによっては、特別なプロモーションや限定グッズが販売されることがありますので、最新情報をチェックしておくことをお勧めします。

ユニフォームの価格

ユニフォームの価格は$150でした。大都市だけあって他のスタジアムよりやや高めですが、スポンサーロゴもついているユニフォームはここでしか買えないのでその価値はあるでしょう。

スポンサーロゴはないですが、ニューヨークには電車で20分ほどで行ける世界最大級のNBAストアがあるのでそちらであればネッツのユニフォームも安く購入することができます。

NBAストアの商品やレポートなどは以下の記事から読むことができます。

オーセンティックユニフォームも販売しており、価格は$250でした。記事執筆時の2023年はKDことケビン・デュラントが在籍しておりKDのオーセンティックのみ販売されていました。

KDの移籍後はオーセンティックの販売はありませんが、オフシーズンでスーパースターの加入などがあったらまた販売されることになるかもしれません。

チケットの価格

ブルックリンネッツ戦の平均チケット価格は$150(約20000円)です。(2022-23の平均価格を参考)
チケット価格は同じニューヨークでもニューヨーク・ニックスよりも安いです。
KD、カイリーが移籍後は、リセールが進み上記の平均価格より下がっているようです。

今後、スーパースターの加入で人気が高まるとチケットの高騰が見込まれます。

チケットのおすすめ購入サイト、安く購入する方法などは下記の記事で読めます。

チケット売り場

バークレイズ・センターには、対面でチケットを購入できるチケットボックスオフィスがあります。このボックスオフィスでは、ブルックリン・ネッツの試合チケットや、その他のアリーナで開催されるイベントのチケットを購入することができます。

ボックスオフィスの営業時間は、通常、平日の午前12時から午後6時までですが、試合やイベントが開催される日には、開催時間に応じて営業時間が延長されることがあります。
詳細な営業時間やチケットの在庫状況については、事前にバークレイズ・センターの公式ウェブサイトや電話で問い合わせて確認することができます。

ただし、チケットの在庫状況や需要によっては、ボックスオフィスで購入できるチケットが限られている場合があります。そのため、事前にオンラインでチケットを購入することをお勧めします。

オンラインでの購入は、バークレイズ・センターの公式ウェブサイトやチケット販売サイト(Ticketmasterなど)で行うことができます。

オンラインでの購入が不可能な場合や、直前での購入を希望する場合には、ボックスオフィスを利用することができます。

開場時間

バークレイズ・センターで開催されるブルックリン・ネッツの試合では、通常、試合開始の90分前に開場します。

シーズンチケットメンバーだと120分前に会場に入ることができるようです。

ただし、開場時間はイベントや試合によって異なる場合があります。特定の試合やイベントに関する正確な開場時間を知りたい場合は、バークレイズ・センターの公式ウェブサイトや、チケットに記載された情報を確認してください。
また、開場時間に変更がある場合もありますので、試合当日に最新情報をチェックしておくことをお勧めします。

先頭で入場したい場合は、試合開始の3時間以上前から列に並ぶ必要があるかと思います。

特に早期入場の特典はないようですが、アメリカンエクスプレス専用のゲートがありそちらの方が空いているのでアメックスカードを所持している方は持っていくと良いでしょう。

会場内にはアメックスカード保有者専用のお店も存在します。

フード

フード充実度:★★★★★

バークレイズ・センターで開催されるブルックリン・ネッツの試合を観戦する際には、美味しいフードも楽しみの一つです。
アリーナ内にはさまざまなフードオプションが用意されており、地元ブルックリンの味を堪能できます。ここでは、試合観戦中におすすめのフードをいくつかご紹介します。

1. ブルックリン・バーガー
バークレイズ・センター内でおいしいバーガーを楽しみたいなら、ブルックリン・バーガーがおすすめです。ジューシーなパティにチーズ、レタス、トマトがトッピングされた定番のバーガーから、個性的な具材が詰まった特別なバーガーまで、さまざまな種類が用意されています。

2. Fuku(福)
デビッド・チャンが手がけるこのチキンサンドイッチ店は、バークレイズ・センターでの食事にぴったりです。ジューシーでカリカリのフライドチキンと、パンチの効いたスパイシーマヨソースが絶妙な味わいを楽しめます。

3. La Esquina(ラ・エスキーナ)
メキシカンフードが好きなら、La Esquinaがおすすめです。タコスやキサディーアなどの定番メニューはもちろん、ブルックリン・ネッツの試合を観戦しながら楽しめる、ボリューミーなブリトーも人気です。

4. L&B Spumoni Gardens(エル・アンド・ビー・スポマーニ・ガーデンズ)
ブルックリンを代表するピザの名店、L&B Spumoni Gardensのスライスピザは、バークレイズ・センターでの試合観戦に欠かせません。シチリアンスタイルの厚みのあるピザは、食べ応えも満足感も十分です。

5. Nathan’s Famous(ネイサンズ・フェイマス)
ホットドッグ好きにはたまらない、ニューヨーク発祥の有名店Nathan’s Famous。ジューシーなホットドッグにクリスピーなフライドポテトを合わせて、クラシックなアメリカンフードを堪能しましょう。

6. Paisanos Butcher Shop(パイサノス・ブッチャー・ショップ)
試合中に本格的なサンドイッチを楽しみたいなら、Paisanos Butcher Shopが最適です。フレッシュな食材を使ったイタリアンスタイルのサンドイッチは、バラエティ豊かなメニューから選べます。ボリューム満点のサンドイッチは、試合中のエネルギーチャージにもぴったりです。

7. Brooklyn Bangers(ブルックリン・バンガーズ)
地元ブルックリンのアートィザンソーセージを楽しめるブルックリン・バンガーズは、試合観戦のお供に最適です。伝統的なブラートゥルストから、スパイシーなチョリソまで、幅広い種類のソーセージが揃っています。必ずお気に入りの一品が見つかりますよ!

8. Williamsburg Pizza(ウィリアムズバーグ・ピザ)
もう一つのピザの名店、ウィリアムズバーグ・ピザで、ニューヨークスタイルの薄手のピザを楽しみましょう。トマトソースとチーズのシンプルなマリナーラから、豪華なトッピングが特徴のスペシャルピザまで、さまざまなバリエーションが揃っています。

フードの充実度はNBAスタジアムトップクラスで充実しており、スタジアムだからあまり美味しそうなものがないと困ることはなさそうです。

中にはアメックス専用のコンビニ的なものもあります。ペプシが$9(約1300円)くらいするし基本的に割高で魅力的な商品はありません。

セキュリティ

セキュリティ:★★☆☆☆ (セキュリティが緩い方が評価が高くなります)

ここでの「セキュリティ」はスタジアム内の警備(員)の緩さを記載しています。
緩い方が選手と触れ合える可能性があるということなので高評価とします。

スタジアム内では、特にゲーム開始前の選手たちがウォームアップしている時間帯など、チケットを持っている席以外のエリアをウロウロして選手の近くまで見にいきたいことがあると思いますが、セキュリティが厳しいスタジアムだとそもそもチケットを持っていないエリアに入ろうとすると入口から止められたりもするので、予め相当いい席を確保しないと選手を近くで見るのは難しいですし、選手と交流するのも不可能に近いです。

バークレイズ・センターでは、セキュリティはかなり厳しい方だと思います。
トンネルを通ってエリアに入る際もチケットの確認が必要です。これはほとんどのスタジアムでも同じケースですが、基本的にチケットの持っていないエリアに入ることはできないと考えたほうがいいでしょう。

同じエリアのチケットを持っていても、ホーム選手が通る通路側に行こうとしましたが止められていくことができませんでした。アウェイ側のセキュリティは比較的に緩かったです。

セキュリティは担当者によって変わるのでその日によって違いますが、選手に確実にサインをお願いしてみたい!!交流したい!などの目的がある場合は頑張ってフロアに近いエリアの前の方の列をとる必要があるでしょう。

オススメの席、選手と会える席

選手と会える詳しい席はこちらの記事で徹底解説しているのでスタジアムに行く方は是非読んでみてください。

チケットの購入方法、安く買う裏技

チケットの購入方法や安く買える方法は下記の記事で詳しく説明しています。

ファンの盛り上がり度

ファンの盛り上がり:★★★☆☆

ブルックリンは、バスケットボールが根強い人気を誇る地域であり、ストリートボールの名所としても世界的に知られています。地元のファンが情熱的にチームを応援する文化が、試合の興奮を一層高めています。

かつてニュージャージーを本拠地としていたため、ニュージャージーにも多くのファンが存在します。また、近隣にあるニューヨーク・ニックスとのライバル関係も、ファンの熱狂を加速させています。

ネッツは近年、度重なる再建を経て新しいチームへと生まれ変わりつつあります。そのため、期待感や近年の成功による希望に満ちた気持ちがファンの間で高まっていることでしょう。

さいごに

ブルックリンネッツの試合を生で体感することは、バスケットボールファンにとって間違いなく一度は訪れたい素晴らしい経験です。この記事を参考に、充実した観戦を楽しみましょう!

他のNBAスタジアムの完全ガイド記事はこちらで読めます。

関連記事

Follow me!

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP