United Center(ユナイテッド・センター) NBA観戦ガイド シカゴ・ブルズ 選手と交流方法

United Center (ユナイテッド・センター)とは

United Centerは、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴにある多目的アリーナです。1994年に開場し、NBAのシカゴ・ブルズとNHLのシカゴ・ブラックホークスがホームアリーナとして使用しています。

アリーナは、20,917人の収容人数を持ち、スポーツイベント、コンサート、およびその他の娯楽イベントに使用されます。また、様々なサービスや施設も提供されており、飲食店、バー、プレミアムシート、VIPルーム、スーベニアショップ、スポーツ用品店などがあります。

United Centerは、シカゴ市内にある他の観光スポットからも近く、観光客にも人気があります。また、周辺には多数のホテルやレストランがあり、訪問者が便利に利用できるようになっています。

スタジアム評価

NBA観戦という観点からスタジアムを評価しています。

スタジアムの広さ:★★★☆☆
ファンの盛り上がり:★★★☆☆
フード充実度:★★★☆☆
セキュリティ:★★★★☆ (セキュリティが緩い方が評価が高くなります)
アクセス:★★☆☆☆
グッズ売り場:★★★★★
チケット価格:★★ ☆☆ ☆ (価格が安い方が評価が高くなります)
総合評価:ポイント3.2

アクセス

アクセス:★★☆☆☆

ホテルから会場まで

CTAの列車:シカゴ市内にあるCTA(Chicago Transit Authority)のグリーンラインまたはピンクラインのAshland/Lake駅から徒歩で約10分で到着できます。

CTAのバス:ルート19、20、50、およびX50がUnited Centerに停車します。

試合日には駐車場が混雑するため、車でのアクセスを避けることをお勧めします。また、United Center周辺には多数のレストランやバーがあり、試合前や試合後に飲食や観光を楽しむこともできます。
海外旅行に慣れていない方は割高でも迷わずUberやLyftのような乗車アプリを利用することをお勧めします。

空港から会場まで

タクシーまたは乗車アプリ(Uber、Lyftなど)を利用する:O’Hare国際空港からUnited Centerまで約16キロ、Midway国際空港からは約13キロの距離があります。
タクシーまたは乗り合いサービスを利用する場合、所要時間は交通状況によって異なりますが、おおよそ30〜45分程度かかるでしょう。

土日などは特に混雑しており1時間ほどかかる場合もありますので時間にはかなり余裕を持って行動することをお勧めします。

CTAの列車:空港からCTAの列車を利用して、ダウンタウンのクラーク/レイク駅まで行き、そこでピンクラインまたはグリーンラインに乗り換えてAshland/Lake駅で下車し、徒歩で約10分でUnited Centerに到着します。

スーパーシャトル:空港からUnited Centerまでのスーパーシャトルのサービスもあります。事前に予約が必要で、所要時間は交通状況によって異なりますが、おおよそ45〜60分程度かかるでしょう。

持ち込み手荷物

10” x 6” x 2”(25cm x 15cm x 5 cm)を超える荷物は持ち込みができません。飲食物も他のスタジアムと同様持ち込むことができません。

ホームページ上、プロ用のカメラ、ビデオカメラ、音声録音機器、大きいサイン、バナー、旗、セルフィースティックは持ち込み禁止と記載されています。小型のカメラなどグレーなものは係員の対応次第で大丈夫なこともありますが、三脚や望遠レンズなどはダメなものの例として記載されていますし、カメラ類、特に本格的なカメラの持ち込みは注意した方がよさそうです。
基本的に、「ほぼ手ぶら」が推奨されているので、規定に合わない荷物は予めホテルにおいてくるなど万全に準備することをお勧めします。

ユナイテッド・センターはスタジアムの向かいにシカゴ・ブルズの練習場がありその横に荷物を預け入れできる場所があるのでセキュリティで注意されても最悪そこで預けることができます。

グッズ売り場

グッズ売り場:★★★★★

Bullsのグッズの充実度は非常に高く、多様なアイテムが販売されています。
Tシャツ、ジャージ、キャップ、バッグ、アクセサリー、スウェットシャツ、ジャケット、そしてバスケットボールやシューズなどが販売されています。

また、選手ごとのグッズやチームの歴史に関するアイテムも充実しています。

ゲート4付近に最大のグッズショップがあり、そのほかにもスタジアム内に複数のグッズ売り場があります。

古い選手のサイン入りユニフォームや帽子が投げ売りされているお店もあって非常に面白かったです。帽子は2つで$10と格安でした。
選手のサイン入りブロマイドのミステリーボックス(開けるまでどの選手が入っているか分からない)が$30で売られておりこちらも非常に魅力的でした。

他にもなんと選手の使用したシューズがゲットできるゲームまで用意されていました。

ユナイテッド・センターはNBAスタジアムの中でも圧倒的に品揃えがよくアパレルなどもすごく可愛いいのでグッズの気になる方はぜひ足を運ぶことをオススメします。

ユニフォームの価格

ユニフォームの価格は大人用が$130で子供用が$90でした。オーセンティックも販売されており価格は$200とオンラインストアよりは安めかもしれません。

チケット価格

チケット価格:★★ ☆☆☆ (価格が安い方が評価が高くなります)

シカゴブルズ戦のチケットは平均価格は$82です。(2022-23の平均価格を参考)
最安の時は$12くらいで購入できる時もあるので比較的安いスタジアムだと言えます。

ですが記事執筆時はブルズの低迷期ですので人気が出てくるとチケットの値段も上がってくるでしょう。

チケットのおすすめ購入サイト、安く購入する方法などは下記の記事で読めます。

チケット売り場

今はチケットはオンラインでほぼ完結できるし、基本はオンラインで事前に購入しておくべきと思いますが、昔ながらのチケット売り場もあり、ちらほら窓口が空いていました。

開場時間

開場は試合開始時間の基本的に90分前です。

他のスタジアムよりも早めに入場できます。

さらに、ユナイテッド・センターはAmerican Express専用のエントランスがありこちらを利用すると一般入場より30分前に入場できます。
American Express1枚につき3人まで入場できます。他のスタジアムでもアメックス特典がある場合があることがあるのでNBA観戦する人にはとてもオススメです。

United CenterのAmerican Express 専用エントランスは、アリーナの東側に位置しており、Madison StreetとWood Streetの交差点付近にあります。具体的にはGate 4にあります。

場所がわからなければスタッフに聞けば教えてもらえるので安心です。
アウェーチームの人気にもよりますがアメックス入場時間の30分くらい前から並ぶと、ほぼ先頭で入れるかと思います。

フード

フード充実度:★★★☆☆

ユナイテッドセンターでは様々な食べ物が提供されています。以下は一例です。

ホットドッグ、ハンバーガー、チキンサンドイッチ、フライドチキンなどの伝統的なアリーナフード
ピザ、ポップコーン、ナチョス、プレッツェル、フレンチフライ、タコスなどの軽食
サラダ、スープ、チリ、ステーキ、シーフード、和食、中華料理、メキシコ料理などの食事
デザートやスイーツ、アイスクリーム、シェイクなどの甘いもの
ビール、ワイン、カクテル、ソフトドリンク、コーヒー、お茶などの飲み物

また、ユナイテッドセンターにはフードコートやレストランもあります。食べ物の種類や提供場所は詳細については季節やイベントによって異なる場合がありますので、事前に公式サイトを確認することをおすすめします。

セキュリティ

セキュリティ:★★★★☆ (セキュリティが緩い方が評価が高くなります)

ここでの「セキュリティ」はスタジアム内の警備(員)の緩さを記載しています。
緩い方が選手と触れ合える可能性があるということなので高評価とします。
スタジアム内では、特にゲーム開始前の選手たちがウォームアップしている時間帯など、チケットを持っている席以外のエリアをウロウロして選手の近くまで見にいきたいことがあると思いますが、セキュリティが厳しいスタジアムだとそもそもチケットを持っていないエリアに入ろうとすると入口から止められたりもするので、予め相当いい席を確保しないと選手を近くで見るのは難しいですし、選手と交流するのも不可能に近いです。

ユナイテッドセンターは、セキュリティは比較的緩い方だと思います。
選手が通るトンネル付近までは特にセキュリティに止められることもなく行くことができます。
特にアメックスで早期入場して一般客が入るまではかなりガラガラで配置についていないセキュリティも多く自由に歩き回ることができました。
ただ、一般客が入り出すとVIPエリア等はより厳しくなり移動するように言われる可能性もあるので、周りの様子も見ながらいい場所を見つけましょう。
どのスタジアムにも言えることですがセキュリティの厳しさは担当する人によって違います。
ですので選手に確実にサインをお願いしてみたい!!交流したい!などの目的がある場合は頑張ってフロアに近いエリアの前の方の列をとる必要があるでしょう。

オススメの席

コートサイド

一番のお勧めはコートサイドシートです。
試合中にボールが飛んできたり選手が倒れてきたりする危険もありますがすごい臨場感を体験できます。
数も少ないですしかなり高額ですが余裕がある方は是非体験してみてください。

ゴール裏エリア

ゴール裏エリア(105~107, 116~118)は、自分の席側にゴールされる時はかなり迫力がありますが、反対側ゴールに向かっている時など試合状況の把握にはモニターを併用する必要がある場合もあります。

一般的に前の方の席ほど傾斜が少ないため、すぐ前の人が邪魔になってしまう事がありますが、United Centerは比較的席に傾斜があるので前の方の席でも問題なく観戦できます。

特にこのエリアのAA~G列目くらいはほぼフロアシートと同じくらい選手が近くに感じる事ができとても迫力があります。アウェイチームにもよりますが安い時は$100台で購入することも可能です。

中央エリア

中央エリア (101, 102, 121, 122, 110, 111, 112, 113)は全体がよく見えて一番試合が見やすい場所になっています。列AとBはコートサイド的な位置付けになっており実質VIP席です。

チームのベンチ裏の席をとると選手がかなり近くタイムアウトのミーティングなんかも聞こえてきますが、前の前の選手やスタッフが頻繁に立ち上がったりするので意外と試合は見にくいかもしれません。

選手と交流したい

先述したようにセキュリティが緩めなのでユナイテッド・センターではウォームアップ後に簡単に交流する事ができるのでどの席でも問題ないのですが、確実に選手に会いたい場合は良い席を取る必要があります。

ブルズの選手と交流したい際のお勧め席はセクション105のAA~E列の1番席、セクション102~3のA列。
アウェイの選手と交流したい際のお勧め席はセクション118のAA~E列の1番席、セクション120~1のA列。

下記の画像の赤丸で囲んでいる席がオススメです。

記事執筆時の2023年はデマー・デローザン、ザック・ラビーンという2人のスーパースターが在籍していますが、デローザンはNBAトップクラスでサインがもらいやすいです。
アウェイでもホームでもいつも丁寧に時間をかけてファンにサインしてくれるとても優しいプレイヤーです。

ザックは運が良かったら貰えるくらいに思っていた方が良いでしょう。

ユナイテッド・センターはアウェイの選手と会うのにも適しています。

選手と交流するチャンスはウォームアップ後が一番チャンスがありますが、開場が1時間前のスタジアム等では一般入場の前にウォームアップを終了する選手も数多くいます。

アメックスエントランスであれば2時間前に会場入りできるのでそれだけ交流できる可能性が高まると言えるでしょう。
ウォームアップが早い選手例:ヤニス・アデトクンボ、ジミー・バトラー、カイリー・アービング、ラッセル・ウエストブルック、渡邊雄太など

アウェイ選手と交流したい場合は下記の画像の赤丸で囲んでいる席がオススメです。

2, 3階席

2, 3階席だからと言って試合が見えないということはなく基本的にどの席でも問題なく観戦できます。

価格も安いので非常にお手頃ですし傾斜もあるので前の人が邪魔で見えないと言うこともそうそうないでしょう。

アウェイチームが人気がないと3階席の最安のチケットは$15くらいで入手できることもあります。

チケットの購入方法、安く買う裏技

チケットの購入方法や安く買える方法は下記の記事で詳しく説明しています。

ファンの盛り上がり度

ファンの盛り上がり:★★★☆☆

シカゴ・ブルズはMichael JordanやScottie Pippenなどのレジェンドプレイヤーを輩出してきたNBAの名門チームの一つと言うこともあり、チームの歴史や伝統に根ざした熱狂的なファンが多いです。

記事執筆時の2023年はZach LaVineやDeMar DeRozanなどのスーパースターが在籍していますが、プレイオフ出場も逃しており、低迷期が続いています。
Michael Jordanが在籍していた全盛期に比べると盛り上がりに欠けるでしょう。
ただし、試合やイベントによってファンの盛り上がり度は異なる可能性があります。試合結果やチームのパフォーマンス、相手チームなどが影響するため、一概には言えません。
ユナイテッド・センターには必ずと言っていいほど盛り上がる試合中のDunkin Raceイベントがあります。アメリカの最大手ドーナツチェーンのDunkin Dount’sのレースが試合の休憩時間に行われますが、必ず大盛り上がりします。
この企画では、3人の参加者が巨大なコーヒーカップの浮き輪に乗り、コートを周回するレースを行います。
参加者は、Dunkin’ Donutsのブランドカラーであるピンク、オレンジ、パープルの衣装を着用しており、観客からは大きな声援が送られます。

The 2019 Dunkin Race - Kip Gire

さいごに

バスケの神様のMicheal Jordanが在籍したブルズにはMJを称えるブロンズ像、モニュメント、バナー、チャンピオントロフィーなどNBAファンであれば間違いなく楽しめる物が沢山あります。
さらに選手と交流するにも最適なスタジアムですので、United Centerに足を運んで、一度この魅力的な雰囲気を体験してみることをお勧めします。

他のNBAスタジアムの完全ガイド記事はこちらで読めます。

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