Chase Center NBA観戦ガイド ゴールデン・ステイト・ウォリアーズ GWS
Chase Center(チェイス・センター)とは
Chase Centerは、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにある屋内アリーナで、主にバスケットボールの試合やコンサート、イベントが開催されています。
Chase Centerは、NBAのゴールデンステート・ウォリアーズの本拠地としても知られており、2019年にオープンしました。
それ以前は、ウォリアーズはオークランドにあるオラクル・アリーナ(現在のOakland Arena)をホームアリーナとしていました。
Chase Centerは、サンフランシスコのミッション・ベイ地区に位置しており、周辺にはショップやレストラン、オフィスビル、公共交通機関のアクセスが便利な場所にあります。
アリーナの収容人数は、バスケットボールの試合では約18,000人、コンサートでは最大19,500人まで対応しています。
施設内には、最先端の技術を駆使した大型ビデオボードやスコアボードが設置されており、観客に優れた視聴体験を提供しています。
また、Chase Centerは、環境に配慮した持続可能なデザインが特徴で、LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)のゴールド認証を取得しています。
Chase Centerでは、ウォリアーズのホームゲームのほか、様々なコンサートやショー、カンファレンスなどのイベントが開催されており、地域のエンターテインメントの中心地となっています。
スタジアム評価
NBA観戦という観点からスタジアムを評価しています。
スタジアムの広さ:★★★☆☆
ファンの盛り上がり:★★★★☆
フード充実度:★★★☆☆
セキュリティ:★★★☆☆ (セキュリティが緩い方が評価が高くなります)
アクセス:★★★☆☆
グッズ売り場:★★★★☆
チケット価格:★☆☆☆☆ (価格が安い方が評価が高くなります)
総合評価:3ポイント
アクセス
Chase Centerへのアクセスは、複数の交通手段が利用できるため、利便性が高いです。以下に、主なアクセス方法をいくつかご紹介します。
1. 公共交通機関: サンフランシスコの公共交通網は、BART(Bay Area Rapid Transit)、Muni Metro(市内のライトレール)、バス、カルトレイン(Caltrain)などがあります。Chase Centerへは、Muni MetroのTライン(Third Streetライン)が便利で、UCSF/Chase Center駅で下車するとアリーナまで徒歩圏内です。また、BARTやカルトレインからMuni Metroへの接続も可能です。
2. 自転車: サンフランシスコは自転車に優しい都市で、Chase Center周辺には自転車専用レーンや自転車駐輪場が設けられています。また、アリーナまでのアクセスをサポートするためのバイクシェアプログラムも利用できます。
3. 車: Chase Center周辺には、有料の駐車場がいくつかありますが、駐車スペースは限られているため、事前に予約することが推奨されています。また、交通渋滞を避けるために公共交通機関の利用が奨励されています。
4. タクシーやライドシェア: タクシーやUber、LyftなどのライドシェアサービスもChase Centerへのアクセス手段として利用できます。アリーナ周辺には、タクシーやライドシェアの乗降専用エリアが設定されています。
いずれの方法でアクセスする場合も、イベントの開始時間前に余裕を持って出発することが望ましいです。また、公共交通機関や自転車など環境に優しい交通手段の利用が推奨されています。
空港から会場まで
サンフランシスコ国際空港(SFO)からChase Centerまでのアクセス方法は以下の通りです。
1. BART(Bay Area Rapid Transit)を利用:
サンフランシスコ国際空港からBARTに乗り、ミルブレー(Millbrae)駅で下車します。ミルブレー駅では、SFOからアントioch方面に向かうBARTに乗り換えます。
その後、ミッション・バーテ(Embarcadero)駅でMuni Metro Tライン(Third Streetライン)に乗り換え、UCSF/Chase Center駅で下車します。ここからChase Centerは徒歩圏内です。
2. タクシーまたはライドシェアサービス(Uber、Lyftなど)を利用:
サンフランシスコ国際空港からChase Centerまでの道路距離は約13マイル(約21キロ)です。
タクシーやライドシェアサービスを利用する場合、所要時間は通常30分から1時間程度ですが、交通状況によって変動します。
所要時間、乗車時間帯、需要状況などによって変動しますが空港から会場までは$30~50ほどになるかと思います。
3. シャトルバスを利用:
いくつかの企業が、サンフランシスコ国際空港と市内を結ぶシャトルバスサービスを提供しています。事前に予約して、Chase Center周辺のホテルや指定された場所で降車できます。
ただし、シャトルバスは他の乗客との相乗り形式であるため、所要時間は他の手段より長くなる可能性があります。
いずれのアクセス方法を選択する場合も、余裕を持って移動スケジュールを組むことがおすすめです。また、交通渋滞や公共交通機関の遅延が予想される場合は、適宜プランを調整してください。
持ち込み荷物
1. バッグサイズ制限: 一般的に、Chase Centerでは、最大14インチ×14インチ×6インチ(35.5 cm x 35.5 cm x 15 cm)までのバッグが許可されています。
それより大きなバッグやバックパックは、アリーナ内に持ち込むことができません。
2. 禁止アイテム:
NBAの試合時に持ち込みが禁止されているアイテムには、以下のようなものが含まれます。
・食品、酒類
・録音機器、プロフェッショナルカメラ、三脚
・旗、横断幕、看板
・自己防衛用スプレー(ペッパースプレーなど)
・ペット(サービス動物を除く)
・その他、安全性やイベント体験を損なうと判断されるアイテム
3. セキュリティチェック:
入場時にはセキュリティチェックが行われます。金属探知機を通過したり、手荷物検査を受けることがあります。不審物が見つかった場合、そのアイテムを持ち込めないか、場合によっては入場を拒否されることがあります。
基本的に「ほぼ手ぶら」が推奨されているので、規定に合わない荷物は予めホテルにおいてくるなど万全に準備することをお勧めします。
グッズ
グッズ売り場:★★★★☆
ウォリアーズのチームショップのグッズ売り場はとても充実していました。NBAスタジアムでは珍しく、完全にスタジアムとは独立しておりNBA屈指の広さを誇っています。
チェイスのクレジットカードやデビットカードを持っていると$100以上の買い物で最大$20の割引を受けられます。
レジ前にはカリーのシグネチャーシューズもたくさん販売されていましたが、シューズは割引の対象外とのことです。
しかしオンラインストアで購入するとチェイスの割引は制限がなく30%適用されるのでオンライン購入が一番お勧めです。
ユニフォームの価格
通常のユニフォームの価格は$150でした。
しっかりスポンサーロゴはついていますが他のスタジアムと比べるとやや高めです。
ですがスポンサーロゴありのユニォームは基本的に会場かオンラインの公式チームショプでしか購入できないのでいいお土産になると思います。
オーセンティックは販売されていませんでした。時期によっては入荷されているかもしれませんが、オンラインショップでも中々、在庫がないので入手するのは難しいかもしれません。
チケットの価格
チケット価格:★☆☆☆☆ (価格が安い方が評価が高くなります)
ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦の平均チケット価格は$589(約80000円)です。(2022-23の平均価格を参考)
サンフランシスコはアメリカ国内でも物価が高い上に、GWSは2016~2022年の間に6度のNBAファイナル出場で4度の優勝をしておりステフィン・カリーを筆頭にNBA屈指の強豪チームになってからはチケットの価格が上がり続けています。
日本を含むアジア圏に強大なファンベースを抱えており、人気の旅行先となっているのもチケットが高額な理由でしょうか。
チケットのおすすめ購入サイト、安く購入する方法などは下記の記事で読めます。
チケット売り場
Chase CenterのNBA試合当日のチケット販売窓口(Box Office)は、正面入り口のすぐ横にあります。
営業時間:試合開催日には、通常試合開始時間の2時間前から営業しています。ただし、営業時間はイベントによって異なる場合があるため、詳細は公式ウェブサイトやチケットオフィスに問い合わせることをお勧めします。
当日チケットがある場合は、Box Officeで購入することができますが、人気のある試合では完売する可能性があるため、事前にオンラインでチケットを購入することをお勧めします。
また、チケットの取り扱いや利用可能なチケットに関する最新情報は、Chase Centerの公式ウェブサイトや、ゴールデンステイト・ウォリアーズの公式ウェブサイトで確認できます。
開場時間
NBAの試合が開催される Chase Centerでは、一般的に試合開始時間の約90分前にドアが開き、観客が入場できるようになります。
ただし、開場時間はイベントによって異なる場合があるため、特定の試合に関する正確な開場時間を知るには、ゴールデンステイト・ウォリアーズの公式ウェブサイト、あるいはChase Centerの公式ウェブサイトで確認してください。
当日、Box Officeで確認したところ特にVIPチケットでも早期入場等の特典はないとのことでした。
事前に開場時間を確認し、十分な時間を見積もってアリーナに到着することをお勧めします。
NBA全てのスタジアムに言えることですが、当日になって実際の会場時間よりも前後する事はよくあります。
試合前の選手のウォームアップを見たりウォームアップ前後に選手と交流したいなどの目的で早めに入場したい場合は、少なくとも試合開始の2時間前には並んでおきたいです。
試合の人気度合いにも寄りますが、3時間前から並べば基本的にどのスタジアムでも一般入場の先頭で入場できると思います。
フード
フード充実度:★★★★☆
サンフランシスコにあるChase Centerでのゴールデンステート・ウォリアーズ(GSW)の試合を観戦しながら楽しめるフードについてご紹介します。
1. ローカルなフレーバー: Chase Centerは地元サンフランシスコのフードシーンを反映しており、試合中に地元で人気の飲食店から提供される料理を楽しむことができます。
例えば、Bakesale Bettyが提供するフライドチキンサンドイッチや、Tadich Grillのクラムチャウダーなどが挙げられます。
2. クラシックなスポーツ会場のフード: 伝統的なアメリカのスポーツ会場のフードといえば、ホットドッグやポップコーン、プレッツェルなどが定番です。
これらの料理はもちろん、Chase Centerでも提供されており、試合観戦のお供に最適です。
3. インターナショナルな料理: Chase Centerでは、さまざまな国際料理も提供されています。
例えば、アジア料理、メキシコ料理、地中海料理などが楽しめます。試合中に世界各国の味を堪能することができます。
4. ヘルシーなオプション: ヘルシー志向のファンのために、Chase Centerではヘルシーなフードオプションも用意されています。
サラダや野菜を使ったラップ、グルテンフリーやビーガン向けのメニューなどが提供されています。健康を意識しながら試合観戦を楽しめます。
5. スイーツとデザート: 試合中に甘いものを楽しみたい場合、Chase Centerではアイスクリーム、ドーナツ、クッキーなどのスイーツが提供されています。
また、Ghirardelli Chocolateのチョコレートスイーツも人気があります。
6. ドリンク: 試合観戦に欠かせないドリンクも、Chase Centerでは豊富に揃っています。ビールやワイン、カクテルなどのアルコール飲料から、ソフトドリンク、ウォーター、コーヒー、紅茶まで、幅広い選択肢が用意されています。
地元のクラフトビールやカリフォルニアワインも楽しめますし、アルコールを控えたい方にはノンアルコールビールやソフトドリンクがおすすめです。
7. コンセッションスタンド: Chase Centerには、各フロアにコンセッションスタンドが配置されており、お気に入りのフードやドリンクを手軽に購入できます。
スタンドでは、スピーディーなサービスが提供されているため、試合の合間にもスムーズに購入が可能です。
セキュリティ
セキュリティ:★★★☆☆ (セキュリティが緩い方が評価が高くなります)
ここでの「セキュリティ」はスタジアム内の警備(員)の緩さを記載しています。
緩い方が選手と触れ合える可能性があるということなので高評価とします。
スタジアム内では、特にゲーム開始前の選手たちがウォームアップしている時間帯など、チケットを持っている席以外のエリアをウロウロして選手の近くまで見にいきたいことがあると思いますが、セキュリティが厳しいスタジアムだとそもそもチケットを持っていないエリアに入ろうとすると入口から止められたりもするので、予め相当いい席を確保しないと選手を近くで見るのは難しいですし、選手と交流するのも不可能に近いです。
Chase Centerでのセキュリティレベルは普通だと思います。
トンネルを通ってエリアに入る際もチケットの確認が必要ですが、自分のチケットのセクションであればある程度自由に動き回ることが出来ます。
しかしChase Centerで選手と交流できる席はほぼVIPエリアなのでそのエリアの席のチケットがないとアクセスすることが出来ないので注意が必要です。
セキュリティは担当者によって変わるのでその日によって違いますが、選手に確実にサインをお願いしてみたい!!交流したい!などの目的がある場合は頑張ってフロアに近いエリアの前の方の列をとる必要があるでしょう。
オススメの席、選手と会える席
選手と会える詳しい席はこちらの記事で徹底解説しているのでスタジアムに行く方は是非読んでみてください。
チケットの購入方法、チケットを安く買う方法
チケットの購入方法や安く買う方法は下記の記事で詳しく説明しています。
ファンの盛り上がり度
ファンの盛り上がり:★★★★☆
Chase Centerでのゴールデンステート・ウォリアーズ(GSW)の試合は、熱狂的なファンによって大変盛り上がることで知られています。
ウォリアーズは近年のNBAで非常に成功しており、ファンはチームを熱心に応援しています。
“Strength in Numbers”(数による強さ): GSWのモットーである”Strength in Numbers”は、ファンによって大変支持されており、アリーナ内にはこのフレーズが表示されています。
ファンはこのフレーズを叫んで、チームの連帯感をアピールし、試合を盛り上げます。
Chase CenterでのGSWの試合は、エキサイティングで熱狂的な雰囲気に溢れており、バスケットボールファンにとっては見逃せない経験です。
さいごに
世界最高のシューターのステフィン・カリー擁するGWSの試合を生で体感することは、バスケットボールファンにとって間違いなく一度は訪れたい素晴らしい経験です。
この記事を参考に、充実した観戦を送っていただけたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
他のNBAスタジアムの完全ガイド記事はこちらで読めます。
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