はじめに
2022年12月1日（木）午後7-9時、ボストンの美術館（Museum of Fine Arts）で7uice Foundationによる、2nd Annual GALAが開催されました。
NBA選手が主催のパーティーで、多くのNBA選手が参加しており、試合会場でもなかなか写真をお願いするのはハードルが高い選手達とツーショットをお願いすることができたり、とても貴重な体験になったので当日の様子をレポートします。
7uice Foundation GALAとは
7uice（「ジュース」と発音） Foundationは、セルティックスに所属するJaylen Brown選手が設立し、彼のネットワークやリソースを使って他の機関とと協力し、貧しい若者への教育機会を構築することを目指すなど、より公平で持続的な社会を作ることに取り組んでいます。
GALA（ガラ）とは、祝賀会や特別な催しのことで、7uice Foundationとしては今回が2回目のGALA開催（1回目は2019年）となります。ドレスコードはセミフォーマルです。
入場料金
チケットのお値段は$300, $500, $700の3種類。なかなかスッと出せる値段ではないですね。
私はジェイレンの熱狂的な信者で、NBA関連の買い物で金銭感覚が崩壊しつつあるので、初めてのGALA潜入に悔いは残せないと思い迷わず$700のVIPチケットを購入しました。
すべてのチケットで集まったお金は7uiceの「7」（Jaylen Brownの背番号の「7」）にちなんだの7つの重要分野（System Reform, Equity on Opportunity, Mental Health & Wellness, Food Access, Financial Literacy, Activism & Politics, and Sustainability）で必要な教育とプログラムを構築するのに使用されるとのことで、7uice Foundationのミッションに共感できる人にとっては有意義なお金の使い方でしょう。
チケットは11月5日頃にイベントの告知と共に販売開始され、前々日にはSNS等で「Sold out」と発表されていました。
・$ 700 MVP (VIP) TICKETS – メイン会場とVIP会場2つ部屋が用意されていましたがVIP専用の部屋にも入室でき、7uiceブランドのTシャツをお土産に持ち帰ることが出来ました。
・$ 500 ALL-STAR TICKETS – メイン会場に入室可能。基本的にイベント（スピーチやオークション）はメイン会場の方で行われたので、こちらでも十分楽しめたかと思います。
・$ 300 ROOKIE TICKETS – チケット販売開始後しばらくして新たに追加されたチケット。
GALAのイベント詳細の記載されたサイトなどを見ると”Rotunda access only”と記載されており、メイン会場やVIP会場の入口前で軽食等が置いてあるスペースまで立ち入ることが可能でした。
主なイベントのあった会場には入室できない種類のチケットでこのチケットでは後述するチャリティーオークションへの参加権はなかったようです。
会場の様子
美術館での開催ということで、すごく広いパーティー会場というわけではなく、どちらかというと2つの部屋はそれぞれこじんまりしていましたが、メイン会場ではたくさんの絵がかかった部屋にジェイレンのジャージー、シューズ、ボール等がディスプレイされており、美しかったです。
縦に長い部屋で、全員がメイン会場に入るとなかなか満員の状態だったので、イベントが始まると後ろの方の方はスピーカーの姿は見えづらかったかと思います。
メディアのインタビュー等はVIPルームの方で行われていました。
推しのNBA選手
私は主催者のJaylen Brownの大ファンです。
ジェイレンはNBA選手としてのプレーの素晴らしさはもちろん、「NBAでプレーするには頭が良すぎる」と言われたこともあるくらい、教育やテクノロジーなど幅広い分野に関心を持って、多くの有名な大学で講演もしているとても魅力的な人物です。
会場に入るとすぐに私に気づいて声をかけてくれました。一緒に何枚か写真も撮ってもらいました。
今日は来てくれてありがとうね（ハグしてくれる）
楽しみにしてたよ〜私のこと覚えてる？
勿論だよ！写真でも撮る？
ジェイレンとは以前イベントで会ってから覚えてくれました。その時の様子は下記の記事で読めます。
普段見れないスーツ姿が決まっていて最高にかっこよかったです！
セルティックスの選手達
Jayson Tatum
一緒に写真お願いしてもいいですか？
（無言で頷く）
テイタムも会場に来ており一緒に写真を撮ってくれました。
有名人の息子のDeuce君はお留守番だったようです。写真でも何となく分かるようにテイタムは終始「無」でした笑
スタジアムでもファンにもいつも時間をかけてサインしたりしてくれる優しい選手ですが基本的にいつも無表情なテイタムです。
Marcus Smart
スマートにも会うことが出来ました。
一緒に写真お願いしてもいいですか？
今、食べてるから（ビュッフェを頬張りながら）
（そうだよね。）邪魔してすいません。
————–数分後—————-
あ！いたいた！食べ終わったから写真撮るぞ！
まさかスマートの方からわざわざ話しかけてくれるとは思いませんでした。
イメージ通り、笑顔が素敵で気さくな兄さんキャラです。
スマートは試合の時はあまりファンにサインしたり写真を撮ったりしない選手なので貴重な体験ができてよかったです。
Payton Pritchard他
（セルティックスの選手が集まって話してる楽しそうだな〜）
一緒にみんなで写真とる？
セルティックスの選手が輪になって話しているのを近くで見ていたのですが、プリチャードが私に気づいて「写真撮る？」と言ってくれて他のメンバーにも声をかけてくれました。
プリチャードは元々大好きな選手ですが、より大好きになりました！
この時に一緒にハウザー、グリフィン、ロブ（Robert. Williams Ⅲ）とも一緒に撮れました。
グリフィンは大きすぎて画面に入らなかったので屈んでくれました（笑）が、
この3人が特に大きくてビックリしました。今シーズンはこれまでロブは全休で会場で会えていなかったので会えて良かったです。
他にもマルコム、グラント、マズーラ監督などもいました。グラントとグリフィンはこのイベントのオフィシャルゲストで正装で参加していました。
マイアミヒートの選手達
前日11月30日と翌日12月2日が セルティックスのホーム（ボストン、TD garden）でマイアミヒートと試合ということがあってか、ヒートの選手達まで駆けつけていました。
大ファンです。写真一緒にお願いしてもいいですか？（驚きと興奮で震えながら）
大丈夫か（笑）？ 写真な、OK！
これは嬉しすぎるサプライズでした。
昨年のプレイオフの東カンファレンスファイナルでHeatのJimmy Butlerの戦いぶりに感動しすぎて涙をしてからすっかりファンの私は、彼が登場した時驚きすぎて震えながら写真をお願いしたところ、「どうした？お前大丈夫か？」と笑いながら気さくに写真に応じてくれました。
マジでかっこいい。（もちろんジェイレンに会うときも未だに震えているのですが笑）
他にも、Victor Oladipo選手、Kyle Lowry選手を発見しました。選手同士のつながりも素敵。
その時のヒートとの連戦の時の様子は下記の記事で読めます。
プログラム
しばらく会場で自由に食事を取ったり談笑しているとメインルームに集まるように言われていよいよプログラムがスタートです。
セルティックスのGrant WilliamsとBlake Griffinの司会からジェイレンにマイクが渡され、7uice Foundationの主旨や想い、会場であるボストン美術館と提携した背景やお礼などがプレゼンされ、その他のゲストスピーカーからも熱いスピーチがされました。
その後、またしばらく談笑の時間があって、オークションが開催されました。
チャリティーオークション開催
会場に飾られていた、セルティクス選手達のサイン入りバスケットボール、ジェイレンのポスター、シューズ、ユニフォーム等はオークション販売されました。（売上はFoundationの活動に直接使用されます。）
ボール、ポスター、試合で実際に使用したユニフォーム、試合で使用したシューズなど激レア商品が多数出品されました。落札できればGALAの最後にお買い上げできます。
中でも目玉商品は
・Jaylen Brownがプレイオフファイナルで着用したシューズ
・Jaylen Brownがキャリアハイを達成した時に着用したシューズ
・特別な額入りのユニフォーム（2021/22のプレイオフファイナルのGloden State Warriorsの第3, 4戦で着用）
シューズはどれも$2~3000(30~40万円)くらいで落札されており、2022年NBAファイナル着用ユニフォームは2枚で$15000(200万円ほど)で落札されていました。
激レアユニフォームを落札
プレイオフファイナルというわけではないですが、ゲーム時に着用したユニフォームにサインをされたものが数着、オークションの対象となっていたので、参加してみました。
値段は伏せさせていただきますが、なんとか無事に落札することが出来ました。
すでに何度かNBAのサイトで販売されている公式ユニフォームや色々なグッズにサインは頂いているのですが、ゲームユニフォームは、一般販売されているものとも作りが違うのですごく嬉しかったです。
ゲームユニフォームは、名前や番号がプリントではなく縫ってありスポンサーのロゴも刺繍してあります。
着用したとみられるスレもあり、とてもいい感じ。初めて入手した実際の試合のユニフォームなので後で額縁を購入して大切に飾りたいと思います。
余談ですがアメリカのNAB公式オンラインストアで私が落札したジェイレンの類似ユニフォームが販売されています。
こちらはサインもないですがなんとお値段$5500(約75万円)もします。
さすがに高すぎるようで売れ残っているようですが。
ちなみに私の落札額はこれよりも非常に安価です^^;
まとめ
すごく楽しかったのですが、格式の高いパーティーだったので緊張しました。英語も聞き取りが難しく、一人で参加するのはハードルが高かったです。
他のゲストもはしゃいでいる人はおらず皆さん落ち着いていました。ですので写真をバシャバシャ撮れる雰囲気ではなかったです笑
また開催されることがあったら是非行きたいです。
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